2016.10.12

東大生スタッフレポート

お知らせ・日記


最新記事
就活体験記
東京大学文学部4年 N(女)

私は4年の6月に無事就職活動を終え、某大手証券会社への就職を決めました。
就活について時系列に沿って思い出せることを書き出してみました。後輩の参考になれば幸いです。

3年冬(12〜2月)
元々自分が就職するイメージが全くと言っていいほど持てていなかった私は、就活のスタートも少し遅く3年の冬でした。まず手始めに複数の就活サイトに登録し、1Dayのインターンや企業説明会にちょくちょく参加しました。まずは世の中にどんな会社があるのか、どんな仕事が自分には合いそうか、人から話を聞くだけではなく実際に見て体験して知ることが大切だと考えていたため、インターン先はコンサル、金融、広告、不動産、教育など様々で、業種や職種はあえて絞っていませんでした。また企業が有名かどうか、大企業かどうかも気にしていなかったため中小企業の合同企業説明会などにも積極的に参加していました。その他にも就活支援を行っている企業の就活セミナーを受けたり、その企業のスタッフの方にESを添削して頂いたりもしていました。
就活は情報収集も大切ですが、情報が多すぎて自分が何をすべきか、本当にこのやり方でいいのか、不安になってしまうこともありました。そんな時こそとりあえず行動してみることは大事だと思います。
2月頃からは早期選考の書類提出や面接なども少しずつ始めました。面接は慣れていないとなかなか上手くいきませんが、受ける度に今日はここが良くなかったから次はこうしよう、もし今後またあの質問をされたら次はこう答えよう、という風に試行錯誤を繰り返すことで少しずつ自分なりに話せるようになっていきました。

4年春(3月〜4月)
説明会が解禁となり、プレエントリーも40社ほどして、大企業の企業説明会に足繁く通いました。ですがこの頃、年明けから続けていた就活に行き詰まりを感じるようになり、海外旅行に行ってリフレッシュをした時期もありました。周りは就活に熱が入り始める時期でしたが、つらい時は無理をしすぎず、一旦就活から離れてみることも就活を上手く続ける秘訣かもしれません。
3月、4月あたりはリクルーター面接やWebテストの受験、ESの提出締め切りがラッシュの時期でした。Webテストのための対策は、本当に早めにしておいた方がいいです。試験の内容自体はそこまで難しいものではありません。過去問の問題集を1冊手に入れ、一通り解いて問題ごとの解法に慣れておけばコンスタントに高得点が取れるようになるでしょう。私は対策がギリギリになってしまったので選考に通過できる点をなんとか取れた、といった具合でしたが、高得点が取れれば相手に好印象を与えられるのは間違いないです。グループ面接時にWebテストの点について褒められていた人もいました。
また締め切りがギリギリになってしまい、ありきたりな内容になってしまったESもありました。言うまでもないですが本命の企業のESは余裕をもって練ることをおススメします(笑)また真偽の程は分かりませんが企業によってはESの提出が早い学生から積極的に採用するという話もあるので、やはり提出は早めの方がいいでしょう。私の場合はこの頃もまだ業界は絞れていませんでした。そのためESや面接の対策も業界ごとにする必要があり、その点は大変でした。
この頃になると外資などを志望していて冬に既に就活を終えた、という人だけでなく、本命企業ではないものの内定を持っている、という人も周りにちらほら出てきます。友人たちは内々定持ちと無い内定とで半々くらいでしたが、友達と自分を比べて焦ったり落ち込んだりすることもありました。ですが、大切なのは自分に合った企業から内定をいただくことであり、人より早く内定をもらうことやたくさんの内定をもらうことではないです。立ち止まりそうになったときはそれを思い出して自分を励ましていました。

就活本番(5月〜6月)
5月は筆記試験、面接が主でした。ですが持ち駒が減らないよう、新たな企業にエントリーもするようにはしていました。数でいうと10社ほど面接まで進みましたが、志望度が高かったにも関わらず面接で落ちてしまった企業、面接を重ね複数の社員さんとお話するうちに企業へのイメージが変わり選考を辞退した企業などもあり、最終的には3社の最終面接に進みました。ちなみにですが私は元々証券業界に対して良くないイメージがあり、内定先の企業の志望度は初めはとても低かったです(笑)しかしながらリクルーター面談を通じてお会いした社員さんたちが魅力的だったこと、実際に働いている方から聞く仕事内容は面白そうだったことから志望度は徐々にあがりました。
最後にその企業を選んだ決め手となったのは、中堅の女性社員が多く活躍していて性別関係なく働きやすそうな環境であること、お金の知識は仕事だけでなく自分も一生使えそうだと思ったことです。社員のワークライフバランスの改善に積極的に取り組んでいること、比較的個人主義の社風なので会社の枠に縛られずに働けそうであること、なども私にとっては魅力でした。
企業選びの軸はやりがい、給与、ワークライフバランス、海外勤務の有無、企業の知名度など本当に人それぞれです。自分の中での優先順位を持っておくと、周りに流されずに企業選びができるでしょう。


ここまで私なりに就活を振り返ってみましたが、就活は正解がないのでやはり人それぞれです。また、本当に大切なのはどんな企業に入社するかより、入社した後どのような能力を身に付けられるか、だとも感じています。これから就活をする方にはあまり気負いすぎず、自分らしく頑張ってほしいと思います。

「T大生スタッフの私の就活」2016年10月12日
東京大学経済学部経営学科4年のO.Nです
私は今年の6月に無事就職活動を終え、第一志望であった某大手鉄道会社から内定いただきました。
ここで私の就職活動を時系列順に振り返り、後輩の皆さんに就職活動についてのアドバイスをしていきたいと思います。

3年生夏
3年生用の就活サイトがオープンし周りの友達が続々と動き出す中、焦りを感じながら慌ただしく僕の就活は始まりました。当時なんとなく広告・マスコミ業界にあこがれを抱いていたので、その業界を中心に5社、夏のインターンシップに応募し、大手広告代理店と大手通信会社のインターンシップに参加しました。インターンに参加して、広告業界の仕事についての理解が深まったのと同時に、自分の憧れていた業界へのイメージとのギャップも感じました。
 といってもこの時期は、就活はそこそこに、旅行に行ったりして夏休みを満喫していましたね(笑)
<この時期のポイント>
・自分の興味を限定せずに、さまざまな業界のインターンを受けてみる
→①業界を幅広く知ることで、自分の興味がある分野はどこなのかを知る
②ES、面接は慣れると自然に洗練されていくので、まずは数をこなす
・といっても本番までは1年もある!ので、学生生活をエンジョイする!

3年生秋
 広告業界への憧れが薄くなり、完全に迷える子羊と化した私。総合商社、デベロッパー、金融、メーカーなど業種を絞らずに大企業をランチャーする作戦に移行、5〜6社の選考を受けるも見事に全滅しました(笑)
 かなりショックでしたが、自分のESや自己分析を見直すいい機会にもなりました。
<この時期のポイント>
・夏休みに引き続き幅広い視野を持つ
・インターンに落ちても落ち込まない、苦手意識を持たない→自信は顔に出る!
・ロジックの流れを意識して、自分のESを洗練させていく
・できる人はOB訪問や先輩の話を聞き、自分の理想の働き方、価値観を知る


3年生冬
 冬インターンが本格的にピークを迎え、就活の本番も近づいてきました。この頃にはESもかなり洗練され、面接にも慣れてきたこともあり、インフラ、メーカー、金融を中心に10社ほど応募し、3社合格しました。そのうちの一つ、某鉄道会社のインターンで、「明確な自社独自の技術」をもとに、日本経済、地域社会への貢献という「明確な使命感」を背負い、「誇り」を持って生き生きと働く社員の姿に感銘を受け、インフラ業界の志望度が一気に上がるとともに、自分の働きたい企業のイメージがなんとなく見えてきました。
 また、この頃からOB訪問をはじめ、志望企業についてより理解を深めていきました。
<この時期のポイント>
・ESをある程度洗練させ、面接に慣れる
・絞る必要はまったくないが、志望業界の大まかな方向性をイメージする
・明確な志望企業がある人はOB訪問


3年生3月 就活解禁
 いよいよ就職活動が解禁しました。私はこれまでの自己分析に基づきインフラ、メーカー、金融を中心に20社ほどプレエントリーしました。ある程度志望企業が絞れていたので、合同説明会には行かずに、OB訪問や少人数座談会に積極的に参加しました。また一部の企業では選考が始まり、本番前の予行練習的なノリで面接も受けました。隙間の時間にES作成やWebテストの勉強もしました。
<この時期のポイント>
・プレエントリーは15〜20社あたりがベスト
・Webテストはこの時期から1冊で十分!
・合同説明会は行かなくてよい←ネットで得られる情報レベルなので
暇な人事とかに話しかけて名前を覚えてもらうのもアリ
・座談会で積極的に質問する←大人と会話する練習+企業研究のために
・選考が早い企業の面接で準備体操
・OB訪問は4〜5社に3〜5人以上くらいのイメージで、少数を集中して攻めるイメージ

4年4月

 ESラッシュが本格化。濃淡をつけて、本命の企業はOBに添削を依頼しました。(東大生ならだいたいの企業のESは通るはず…)提出したのは12〜13社くらいです。
また中旬頃に1社から内定をもらい、かなり精神的にホッとしました。

 リクルーター面談が本格化。企業の優先順位を固めて、受ける企業を減らし(面接を受けたのは7〜8社ほど)負担を減らしたので、比較的暇でした(笑)
中旬ごろから内々定が出始め、6月2日をもって第一志望の企業から内々定をいただき、無事就職活動を終えました。
<この時期のポイント>
・友人と情報交換して質問内容をチェック
・面接は自信を持って笑顔で!頻出質問は回答をある程度作っておく
・受ける企業の優先順位をしっかり決めておく

以上、簡単に私の就職活動を振り返りました。
私のアドバイスはあくまで参考程度に、自信を持って就職活動に臨んでください!


東大生スタッフが語る「本郷キャンパスの魅力(Ⅰ)」 2014年03月01日



今回は、本郷キャンパス歴4年目のスタッフHが本郷キャンパスの魅力をご紹介します♪

赤門

本郷キャンパスは加賀前田藩上屋敷の跡地にあるため、赤門や育徳園心字池(三四郎池)など当時の面影を残しているものがあります。
ここが都心の、そして大学内の空間なのかと思わず疑ってしまうぐらい、三四郎池はひっそりと静かで独特の空気に包まれています。
また、安田講堂や図書館など様々な歴史的建造物を見て回り、多様な建築様式を知ることができることも本郷キャンパスの魅力の一つです。

建造物ではありませんが、「門」も本郷キャンパスの顔といえるものです。
有名な赤門以外にも、正門、弥生門、池之端門、春日門、龍岡門など実に多くの門があるので、門巡りをするのも楽しいかもしれません。

さらに、本郷キャンパスの歴史を感じさせるものとして「銅像」もポイントです。
外に設置されているものだけでも13点もあるんですよ!
お雇い外国人として来日し、明治以降の日本の建築家育成に尽力しその基礎を築いたジョサイア・コンドルなどが有名ですね。
銅像を渡り歩いて東大の歴史を感じてみる、そんなキャンパス散策も粋ですね♪

(豊かな自然環境)
三四郎池
三四郎池は、正門から向かって安田講堂の右側に位置していますが、池の周りにうっそうと木々が生い茂っており、天気の良い日でもひんやりとした空気に包まれています。
池自体は深い緑色で、見ていると吸い込まれてしまいそうな不思議な印象を持っています。
三四郎池にはカモや亀、鯉、ザリガニ、カエルなど様々な生き物が生息しているようで、よく幼稚園生などが池で遊んでいる光景を目にします。

また、東京大学の校章デザインとして使われているように、正門から安田講堂前には立派なイチョウ並木があり、紅葉シーズンには綺麗な黄色い絨毯があらわれます。
学生だけでなく、毎年多くの観光客がこの時期、本郷キャンパスを訪れるようです。
銀杏5

(食事)
本郷キャンパスには、中央食堂・銀杏メトロ・第二食堂の3つの食堂があります。
中央食堂には有名な赤門ラーメンがあり、学生だけでなく観光客や地元の方も思い思いに食事を楽しんでいます。

食堂以外にも、本郷キャンパス内にはイタリアンのカポ・ペリカーノ、フランス料理のカメリア、洋食の日比谷松本楼などレストランもあります。
学会後の懇親会などレストランで開催されることもあります。

またお昼時にはワゴン車(屋台)が集まり、様々なメニューを楽しむことができます。

頑張って勉強するとお腹がすきますよね!
おいしいごはんは本郷のキャンパスライフには欠かせないものです。

また、学内にはUT cafe、スターバックスやドトールもあり、気分転換にお茶を楽しむことができますよ。

(スポーツ)

本郷キャンパスには御殿下スポーツジムがあり、トレーニングだけでなくヨガやピラティスなどのレッスンを受講することもできます。
また、研究室単位でフットサル大会が行われることもあります。

学問の場だけでなく、本郷キャンパスは多様な顔を持っています。
こんな素敵な本郷キャンパスの付近で住まいを探してみませんか?

東大生スタッフが語る「本郷キャンパスの魅力(Ⅱ)」 2014年03月05日


今回は、この春東大に進学してくる新入生のために、本郷キャンパスの魅力のほんの一部を語ります♪

みなさん、東京大学入学後のキャンパスライフといえば、何を思い浮かべますか?
日本の最高学府らしいハイレベルな講義・演習、塾講師や家庭教師などのアルバイト、五月祭・駒場祭といった年間行事。そしてなんといってもやはり、部活動・サークル活動ですよね!
中でもスポーツに力を入れたい学生さんは、サークルではなく運動会の部活に所属して、学業の傍らトレーニングに明け暮れます。
ところで、知っていましたか?野球部や剣道部をはじめとする運動会の部活の多くは、その活動の拠点を本郷キャンパスに置いています。そのため、駒場で授業がある1・2年生の間は、練習のたびに本郷まで通うことになります。早朝に本郷で朝練をしてから駒場へ戻って一限を受ける、という人も少なくありません。
もし運動部に入ろうと思うなら、本郷周辺でのお部屋探しが大変便利です!

また、一部の学部(※)を除けば、ほとんどの東京大学の学生は3年次から本郷キャンパスで授業を受けることになります。医学部、農学部、薬学部の学生さんなどは特に、2年生の冬学期から本郷で授業が開かれるため、近年は入学当初から本郷周辺でお部屋を探される方が増えています。
※後期教養学部、理学部数学科は駒場キャンパスに研究棟があるため、4年間駒場キャンパスに通います。

さらに、本郷周辺にはお得な美術館・博物館がたくさんあります♪キャンパスメンバーズ、パートナーズシップ等の大学の協定により、東京大学の学生さんは次のような美術館・博物館の所蔵作品展・常設展を無料、特別展・共催展を割引価格で観覧することができるんです!
・東京国立近代美術館
・国立西洋美術館
・東京国立博物館
・国立科学博物館
  など
上野にある国立西洋美術館や東京国立博物館などは歩いて行ける距離にあるので、休日の息抜きとして気軽に訪れることができるのも嬉しいですね。
上野西洋美術館
(上野公園国立西洋美術館)

東大生スタッフが語る「キャンパスライフのあれこれ」 2014年03月09日

皆さんこんにちは!今日は気温も上がって、ますます春らしい天気になりましたね。
先日、湯島天満宮の横を通りがかったときに気が付きましたが、梅は桜に先んじてすでに満開、春の香りをあたりに漂わせていました。
受験生の皆さんのもとにも「桜咲く」ことを切にお祈りしています。

さて今日の記事はいつもと趣向を変えて、東大生スタッフのFが「東大のキャンパスライフ」についてつらつらと述べたいと思います。
新入生の皆さんには「こういう人もいるんだな」程度の参考にとどめておいてもらえればと思います。

【授業編】

言わずと知れた日本の最高学府、東京大学。やる気に満ち溢れたフレッシュな新入生が通うのは「赤門」や「安田講堂」で有名な本郷キャンパス!……ではなく、井の頭線「駒場東大前」駅降りてすぐの駒場キャンパスになります。
……東大受験生の皆様なら当然ご存知でしたね;
蛇足ながら説明しておくと、1,2年の間は東大の学生はみな「前期教養学部」という学部に所属し、駒場キャンパスでリベラルアーツを修めます。
その後「進学振り分け」という制度によってより専門性の高い後期課程、各々の専攻学部へと進むわけです。
この「進学振り分け」、東大特有の制度なんですね。基本的に入学時の科類によって進みやすい学部は決まっているのですが、成績さえよければどの学部だって選ぶことができます。
私の友人にも、理科二類で入学して、医学部に進学しようと必死で勉強していた人がいます。
このように学問的流動性を担保する一方で、進学振り分けのおかげで東大生は入学後も授業の成績に一喜一憂することになります……^^;
普通の大学であれば、学生の懸念は「単位が取れるかどうか」でしょう。
しかし駒場の東大生は、単位ではなく点数に厳しくこだわらねばなりません。
もし授業の点数が悪ければ、希望の学部に進めない可能性が出てくるからです!

……と、不安を煽るのはこれくらいにしておきます^^;
さすがに東大生、点数稼ぎに関してはほとんどの人がうまいことやりくりしていますので、格別怠けない限りは心配はないでしょう。
ともかくこのようなわけで、まじめな東大生は大学の授業もしっかり対策していきます。
その最たるものが、「逆評定」と呼ばれる冊子です。
これは大学のとあるサークルが発行している季刊誌なのですが、なにが「逆」なのかというと、
これまでさんざん評価されてきた学生の側から、その学期に授業を開講する教授一人ひとりに対してさまざまな評価を下し、主に履修を組む時の参考にするというわけです。
このような情報共有のやり方には賛否両論あるようですが、とりあえず学期始めにはみんなこれを見て
「この授業が面白そうだ」
「この先生は厳しそうだ」
といった具合に授業を選択しますね。
私も毎度お世話になりました……。
ちなみに、情報提供は部活やサークルなどの団体が行い、その報酬に、新歓活動の一環として逆評定に広告を掲載しています。

授業対策ということで言えばもう一つ、こちらも東大特有の風習で「シケプリ」「シケ対(たい)」と呼ばれるものがあります。
どのようなものかというと、「試験対策プリント」「試験対策委員」の略語と言えばお分かりでしょうか。
駒場の授業には「必修」「準必修」「選択科目」の3種類があり、特に必修や準必修になるとクラスで同じ授業を取っている人が多くなります。
その人たちで結託して、少しでも効率よく点数を稼ごうと、その授業の分かりやすいまとめプリント、通称「シケプリ」を作成する対策委員を決める、という算段です。
自分も準必修にあたる経済の授業でシケ対としてシケプリを書いたことがありますが、なかなか骨が折れる仕事でした……。
その代わり人一倍熱心に授業を聞く必要がありましたので、自然、自分はばっちり良い成績が取れました^^
補足説明をしますと、選択した第二外国語によって30人程度のクラスが作られ、2年の夏学期(文科三類は冬学期まで)同じ語学の授業を受けることになるんですね。

授業についてもう一つ語るとすれば、その形態は高校までとはガラリと変わります。
百人を超える大教室。座る場所も出入りも自由。内容も心理学から哲学、芸術論、考古学、教育、科学史、量子論、統計、プログラミング、生命工学など、あふれんばかりの科目が開講されます!
「教養学部」の名の通り、幅広い内容の入門的な内容を自由に学ぶことができる、本当に恵まれた環境だと思います。
私も見事に四月病をこじらせて、あれもこれもといくつも小難しい理系科目を履修登録して、テスト期間にはずいぶん痛い目を見ました熱心に勉学に励みました。
後期課程に進んだら自分の専門科目が中心となってくるので、駒場のうちはあえて自分の専門とは違う分野にチャレンジしておくのもアリだと思います。
参考までに、月曜1限から金曜5限まで全部で25コマ(一コマ90分)の時間割が想定され、それを埋めていくのが「履修組み」という作業になります。
1年夏学期の授業数としては、よほど熱心な学生やあるいは必修の多い理系の学生は20コマを超え、標準的な学生はだいたい14〜18コマぐらいでしょうか。

【部活・サークル編
東大の部活・サークル決めは「諸手続き」「サークルオリ」に加えて、見学したり実際に体験してみる「新歓期」の3つの段階に分けられます。
例年、諸手続きは4月1日(理系)と2日(文系)、サークルオリはその3日後か4日後に行われることが多いですね。
諸手続きでは長いテント列を回ってありとあらゆる部活・サークルの洗礼を受けます。
私は当時、
「こんなにたくさん種類があるのか……!」
「同じスポーツ、同じ活動なのに、なぜ3つも4つも違う団体があるんだ……!」
と感動(?)を覚えました。もちろん疲労も(笑)。でも思い返してみるに、どこの団体にもモテモテで引っ張りだこの体験は、なかなか愉快でもありました。
せっかくですから、ご自身で経験されてみることをおすすめしますよ^^
サークルオリは諸手続きとは違い、自分で興味を持った団体のブースへ出向いてより詳しい説明を受けることができます。
無理やりテントに連れて行かれることがない代わりに、そこかしこで大道芸・合唱ライブ・武道の演武に作品の展示などをやっていて、目移りしてしまいました。

諸手続きやサークルオリでもらったビラ、あるいはテント・ブースで記入したメールアドレスへの連絡で、新歓活動日を知ります。
今日はこっちの部活、明日はあっちのサークル、と毎日授業が終わるたびにワクワクしていました。
新歓期にはどの団体も新メンバー獲得に躍起になっているので、多くの場合、活動後にはおいしいお店でごはんをおごってもらえます。
個人的には、4月いっぱいのこの新歓期が一番楽しかった思い出があります。

さて私自身はどういった部活・サークルに入ったのかと言いますと、まず諸手続きで印象に残った武道系の運動部、それから教育系のサークルと美術系サークルに入ることに決めました。
(特定の団体の宣伝にならないよう、具体的な団体名は伏せます)
ただ実際に授業期間に入ると、運動部の活動が忙しくなってきて他のサークルに顔を出す時間が無くなってきました。
結局は平日・休日はほとんど運動部の練習に明け暮れ、美術系のサークルだけ、週に一度集まってご飯を食べる程度になりました。
運動部の練習は毎週月・水・金・日曜日の朝練(7:30〜9:00)と、火・木(18:00〜21:00)、土曜日(14:30〜18:00)にありました。
寝ても覚めても武道の稽古で、正直とてもきつかったですが、充実した毎日でした。
授業数は練習との兼ね合いで13コマと、ほかの学生に比べて少な目に抑え、空きコマで授業の予習復習をしていました。

また、自分の部活は幸いにも1,2年の間は駒場で練習があったのですが、剣道部に入った友人で朝早く本郷で練習してから駒場へ来て授業を受け、授業が終われば夜には本郷でまた練習、という生活を送っている人もいました。
移動時間だけでなく交通費も余分にかかるうえ、一人暮らしでしたので(その点私は実家暮らしでした)、私よりずっと大変そうで、しかし授業も部活もタフに両立させていました!
他にも、入学前から「この部活に入る!」と心を決めて運動部に入った友人の中には、本郷付近に暮らして、本郷の練習場まで歩いて通っていた人もいましたよ。
t-yasuda
(本郷キャンパス安田講堂)

自分の場合は、授業と部活の練習に追われてアルバイトをする余裕がありませんでしたが、塾講師や家庭教師などのアルバイトをしている友人も多かったです。
ここまで私個人の体験談を綴らせていただきましたが、人それぞれに、まったく違ったキャンパスライフがあると思います。
晴れて東京大学に合格した暁には、思い切り羽を伸ばして、勉強・サークル・バイト・旅行・ボランティアなど、やりたいことに何でも挑戦してみてください♪


東大生スタッフが語る「合格当日」 2014年03月10日

本日、東京は本当に気持ちの良い天気になりました。空は遠く高く、春風が胸をくすぐります。
受験生の皆さんは、今どんな思いが胸を満たしているのでしょうか。
こちらの記事をご覧になっている「東京大学2014年度新入生」の皆さんにお祝いを申し上げる前に、私、東大生スタッフFの思い出話にしばしお付き合いください。
胴上げ

2年前、2012年の3月21日も今日と同じような晴天でした。埼玉の地元から電車に揺られて、一人で本郷キャンパスへ向かいました。
あるいは大きな、人生の分岐点へと、差し掛かっていました。
3月10日、合格発表掲示版前で深い穴へ放り出された記憶、また、隣のあの掲示板で手にした後期試験への切符を大事に抱えて。
痺れるような不安と期待で、頭がくらくらしながら、駅から赤門までの道のりを歩きます。
時間は確か午後1時頃。前期試験ほどの賑わいはなくとも、道中何人かの学生服姿とすれ違うことがありました。
すでに合否を確かめた人たちの顔を見るのが恐ろしくて、喜色も憂色も目に入らぬよう、顔を伏せて歩いてゆきました。

赤門をくぐると、前に一度来た、合格通りまでの道をたどります。
予想していたものの、やはり掲示板のあたりは前期に比べてずっと閑散としていて、今まさに番号を探している受験生、電話をする者、サークルの勧誘、見物人などがまばらに立っているばかりでした。
カバンから受験票を取り出して、手元が震えて、とっくに暗記してしまった番号を張り紙の中に探します。

息が詰まりました。

うるさい音が聞こえたような気がして、まず肩と肘が強烈な熱をもって硬直します。
息が漏れ、後頭部からジンジンと波が伝わって、腿、膝へと流れ込みました。
自分でもおかしいと思うくらい、体が動かなくなるんです。
関節は曲がらず、ロボットのように手足を動かしてそばの建物の階段へ座り込み、うずくまり、静かになりました。
日記用写真

少々冗長に過ぎましたが、本日合格の皆さんの激情は、筆舌に尽くしがたいものでしょう。
一人の先輩として、心よりお祝い申し上げます。
東京大学合格、ほんとうに、おめでとうございます。
そして今まで、お疲れ様でした。
皆さんのこれからのご健闘をお祈りしています。
                    平成26年3月10日


東大生スタッフが語る「入学式までの1か月」 2014年03月05日

こんにちは!先日ようやく、東京大学前期日程の二次試験が終わりましたね。受験生のみなさん、ひとまずはお疲れ様でした。
まだまだ後期試験を控えている受験生もいると思いますが、今日は、アパコレ東京現役東大生スタッフのFが、2年前の自分の受験について振り返り、入学式までの一通りの流れをお話ししたいと思います。

【合格まで】
私は、中学高校と埼玉の公立学校に通っていました。東大受験を決めたのは高校2年生のときで、正直なところ、「本当に行けたらいいんだけどな〜」ぐらいの気持ちでした(笑)。ずば抜けて成績が良かったわけでもなく、定期テストでいい点が取れれば一人で喜んでいるような生徒だったのですが、先生方の熱心な勧めとサポートのおかげで(予備校に通う暇もなく!)東大受験という険しい道のりを乗り越えることができました。

本番、前期二次試験は一瞬にして終わってしまいました。記憶に残っているのは、重々しい雰囲気の試験教室、迷ってしまいそうなほど広いキャンパス、そして、自分と同じく厳しい受験勉強を積み重ねてきたであろうたくさんの受験生たち……。息が詰まるほどの緊張でした。


そして息つく間もなく、後期日程に向けて過去問に取り掛かりました。ちょうど今くらいの時期ですね。何をしていても合否のことばかり頭に浮かんでしまい、気持ちの落ち着かない日々を過ごしました。

今年は直接合格掲示板を見に行くことはできないそうですが、私のころは合格通りでの合格発表がありました。
発表日は例年通り3月10日。合格・不合格の喧騒が怖くて、夕方5時頃にひとり、こっそりと掲示板を見に行きました。日が暮れて、とても寒い日でした。数字を探して、前後の番号だけが見つかって、気づけば深い穴の上にぽっかり立っているような感覚を覚えました。「落ちる」というのは本当の表現なのだな、と妙に納得した覚えがあります。

それからはもう糸が切れてしまい、沈んだ気持ちのまま、またたく間に後期試験当日がやってきてしまいました。
試験会場は、赤門や安田講堂がそびえる本郷キャンパス。風の強い、快晴でした。
再び東京大学の門をくぐったとき、何かが吹っ切れて、「やるだけやってやろう!」と拳を固めました。


【入学式まで】
後期試験に合格して数日後、3月末に入学手続きの書類が家に届きました。後期合格では理科三類以外のすべての科目が選べるのですが、その書類で科類や履修外国語などを選択して郵送しました。
また3月中には、駒場キャンパスへ教科書や「逆評定」とかいう冊子を買いに行ったりもしました。
4月頭に「諸手続き」という日があるのですが、これがお祭りのような騒ぎで、新入生が長い長い行列になって、書類を書いたり紙袋をもらったり、何時間も駒場キャンパスの建物内を歩き続けることになりました。
やっと建物を出たと思ったら、実はそこからが本番だったのです(笑)。ありとあらゆる部活・サークルがこれでもかとばかり群れを成して待ち構えており、両手荷物の上雨降りだったので、本当にげんなりして、帰りたくなってしまいました……。
ところが、実際テントを回ってみると、あれもこれもと興味のあるサークルが多くて、これからのキャンパスライフを想像するととてもわくわくしてきたんです。中にはテント列から抜けて早帰りする新入生もいるみたいですが(係員に言えば抜けられるそうです)、あんなにモテモテな日は後にも先にもなかなかありませんから(笑)、記念と思って一通り回ってみることをおすすめしますよ。

1日(理系)2日(文系)の諸手続きが終わるとすぐ、履修外国語によって決まる30人ほどのクラスで集まって、山中湖に旅行に行きました(オリ合宿)。周りも自分も東大生、どんな人たちが集まるのか想像もつきませんでしたが、実際は、どこにでもいる普通(?)の学生でした。ただ地方から来ていたり浪人をして年がいくつかずれていたり、ドッジボールをするにもバーベキューをするにも、何もかもが新鮮でした。

オリ合宿の後は健康診断と学部ガイダンスがあり、知り合ったばかりの友人と一緒に回りました。
その次はサークルオリ。一つ一つ見て回らざるを得なかった諸手続きと違い、この日は自分で興味のあるブースを訪れて話を聞くことができます。折り紙サークルやハンググライダーサークル、見たこともない武道の演武なんかもやっていて、ふらっと覗くだけでも楽しい一日でした。

そして入学式……の前に授業が始まってしまいました(汗)。さすが東大。授業ガイダンスでいくつもの教室を見て回ります。「大学の授業ってこんな感じなのか!」と驚きつつも楽しみで仕方がありませんでした。広い講堂、大きなスクリーン、授業中なのに学生は教室を出たり入ったり、科目も量子力学に統計学、惑星宇宙科学にマクロ経済学、心理学、芸術論、東洋哲学など高校までにはなかった講義が多数開講されています。受けてみたい授業が多すぎて、月曜1限から金曜5限まで全コマ取っても足りないくらいでした!といっても、あまり4月のやる気に任せて履修を決めてしまうと後々手に負えなくなるかもしれませんので(笑)、そこは一代上のクラスの先輩と相談した方がよいでしょうね。

入学式は、桜満開の日本武道館で行われました。式の始まる前、晴れやかな顔をした新入生とそのご両親がぞろぞろと武道館の門の中へ入っていく後ろで、めいっぱいの桜の花弁が風に舞っていたのが、印象的でした。
桜

いかがだったでしょうか。
私自身は次年度から、新3年生として本郷キャンパスで授業を受けることになりますが、今でも春が来るたび、合格前後の記憶がよみがえります。
きっと生涯忘れられない1か月となることでしょう。
受験生のみなさんの合格をお祈りしています。
         平成26年2月末

東大生スタッフが語る「私の就活」 2015年9月7日

● 現在大学4年生で、つい一か月前に就職活動を終えた立場から、自分自身の就職活動を大まかに時系列で振り返ってみたいと思います。
● 3年夏学期〜夏休み
今年話題になった通り、私たちの年度から経団連加盟企業の採用活動の開始時期が、3年生の12月から翌年3月に繰り下げとなりました。普通に考えれば就職活動を始める時期も3ヶ月遅れるように思いますが、そうはいきません。なぜなら「インターンシップ」(インターン)というイベントが3年生の夏休みを皮切りに数多く開催されるからです。このインターンに参加することで、企業理解や全国の就活生を通じた情報取集を早めに始めることが出来ます。特に、多くの外資系企業はこのインターン本選考に直結している場合が多く、外資系企業の志望者は参加必須なのです。日系企業は経団連の指針に従い、採用選考には一を切関係ない旨を告知していましたが、就活生はこれを額面通りに受け取ることも出来ず、少なくとも参加して損はしないだろう、と考えるのが一般的でした。結局私は金融・デベロッパー・シンクタンク業界を中心に、通算6つのインターンに参加したのですが、それぞれに学びがあり、参加して本当に良かったと思っています。個別の事例になってしまうため、詳細を書くことは控えるのですが、皆さんも就活の時期になれば友人や先輩方からあふれるほどの情報が降り注いでくることでしょう。
● 3年冬学期〜3年2月
この時期にも、夏休み程ではないものの、インターンが開催されます。主な時期は秋の授業期間と、冬休み期間中です。私は自分の志望していた企業がこの時期にインターンを開催していたため、授業期間中の平日に授業の空白日を作って参加したりしていました。ただ、この時期は3月以降の本格的な就職活動時期に比べれば比較的余裕があるため、単位を集めておくことにも注力していました。ここである程度単位をそろえておくと、4年生になってから、就活と学業の両立に悩まなくて済むと思います。
● 3年3月〜終了
3月1日、日系企業による就職活動が本格的にスタートします。ただし面接選考は8月以降とされ、この時期は説明会など広報活動の実施時期とされていました。各企業のイベントに参加するには、プレエントリーといって、企業の会員制ページに登録する必要があります。私はこの時期に20社程度プレエントリーしました。周りの人の相場は、個人差はあるものの大体20社から30社だったと思います。説明会の形式は企業それぞれです。この内容や、社員の方々の雰囲気を肌で体感するうちに、自分が興味を持って取り組める仕事かどうかや、自分がその企業にあっているかどうかといったことが次第に分かってきます。こうして次第に自分の中で行きたい企業や業界が明確化されていきました。私の場合を大まかに述べると、経済学部という事もあり経済・金融への興味があったことと、一企業の利益のために働くのではなく、国全体を見据える俯瞰的な視点を持って働きたいという思いが芽生えたことから、公的な金融機関を中心に志望するようになりました。
さて、6月ごろになると、説明会の頻度は下がり、本選考へのエントリー期間が始まります。ここでエントリーシートを準備したり、web上でテストを受けたりすることで、その後の面接選考の前段階を突破していくのです。このプロセスを体験しておくためにも、先述したインターンは為になったと思います。またエントリーシートに関しては、友人や先輩に添削してもらうなどして対策をする人も多くいました。私自身はあまり人に頼るのが上手ではなかったため自己流を貫きましたが、第三者の視点から見てもらうことは大切だと思います。
7月ごろになれば、説明会は殆どなくなり、企業によっては社員との面談(時にはカフェなどでお茶をしながら!)が行われるようになります。もちろんこちらからすれば面接と変わらないのですが・・・。この時期は企業からの連絡の大半が電話になるので、朝から晩までスマホが手放せなくなります。また、服装もほぼ毎日スーツになり、面談の機会も増えるので、疲労もかなり蓄積します。そのためゼミなどでの友人との情報交換を交えた雑談は、いい息抜きになりました。そうこうしているうちに授業期間も終わり8月に入ると、面接選考が正式に解禁されます。ここからは日系企業も正式に内々定を出すようになるので、就活もラストスパートです。私も無事ここで終了し、晴れて短い夏休みに突入することが出来たのでした。

駒場キャンパスとの違い
● 専門分野を体系的に学ぶことが出来る
学業面での大きな違いは、進学振り分けを経て決定したそれぞれの学部で、専門科目を体系的に学ぶようになることです。好きな科目を自由に受講できる前期課程の良さもありますが、一つの学問分野の様々な科目を学ぶことが出来るようになる楽しさも大きいと思います。また学部内では、ゼミや研究室といった新たなコミュニティが出来ることもあります。
● 由緒あるキャンパスで学ぶことが出来る
一般の方々も含めて、東大といえば赤門、というイメージが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。その赤門を持つ本郷キャンパスには、他にも安田講堂や三四郎池などの有名な建物や場所が点在しています。そんな東大の代名詞ともいえるキャンパスは、昔ながらの建物が綺麗に配置されていることに加えて、学生が3,4年生や院生中心という事もあり、駒場よりも落ち着いた雰囲気に包まれています。
● 飲食店の数が増える
これも普段の生活に大きく関わりますが、本郷キャンパス周辺は駒場キャンパスに比べて格段に飲食店の数が増えます。しかもその種類も多彩なため、飽きることはありません。私が所属している経済学部は赤門に近く、学外に出やすい位置にあるため、ゼミの友人らと授業後によく昼ご飯を食べに行ったりしています。雑談が長引いて午後の授業に遅れることもしばしばです。


東大生スタッフが語る「本郷キャンパスと駒場キャンパスの違い」 2015年9月8日     
                                        東京大学4年生 M・S

東大生は後期教養学部生を除いて、多くの学生が3年生になると本郷キャンパスへ移動することになります。そこで私からは、本郷キャンパスと駒場キャンパスの立地的違い、そして終わったばかりの就職活動について記させていただきます。

○本郷キャンパスと駒場キャンパスの違い
●とにかく移動に時間がかかる!
本郷キャンパスは駒場キャンパスよりもかなり広く、どこに移動するにも時間がかかります。たとえば、経済学部棟から農学部のある弥生キャンパスへ移動するには、10数分の余裕を見る必要があります。また、食堂も中央と北部にしかないため、キャンパスの端の方に建物がある学部だと、いちいち移動を面倒に感じることも・・・。

●威厳のある建物と銀杏並木の景観の美しさ
本郷キャンパスの建物は古いものも新しいものも、日本の最高学府としての威厳を感じさせ、背筋が伸びる思いがします。また、紅葉の季節の銀杏並木は、歴史ある建物を背景に、息をのむほどの美しさ。観光客の姿も毎日のように見かけますよ。

●食事場所が充実している
昼食時は人でごった返し、座る場所を見つけるのも一苦労・・・な駒場食堂と違って、本郷の食堂は必ず座れます。また、キャンパスの前は商店街なので、ご飯処は充実しています。女性も入りやすい雰囲気のお店が駒場より多いです。私はよく海鮮丼を持ち帰っています。さらに、スターバックスが工学部1階と本郷三丁目駅から大学へ向かう途中にあるので、スタバ片手に授業に向かう人も良く見かけます。駒場より充実した食生活を送れることは間違いないでしょう。

東大生スタッフが語る「私が利用した本郷界隈食堂」 2015年9月8日
                            (東大4年R・S)

・もりかわ食堂
本郷キャンパスの赤門から比較的近い所にある和食を中心とした定食屋です。歴史のあるお店なので、長年東大の学生に親しまれているそうです。店内は昼夜を問わずいつも賑わっています。その場ではすぐに入れないこともしばしば。メニューは和食を中心として豊富に揃っており、毎回色々な味を楽しむことができます。個人的にメンチカツやお刺身が揃った定食は美味しかったです。ちなみに値段は夜でもほとんど1000円以下となっています。

・桂園
本郷三丁目駅を出た後の交差点の一角付近に位置する、中華料理のお店です。ゼミの後などに友人と行くことが多いのですが、ボリュームのある中華料理がお手頃な値段で食べることが出来ます。人気なのは酢豚など定番の炒め物でしょうか。選択肢は豊富にあるので、いつも注文するときには迷ってしまいます。また夜は宴会にも対応しています。

・こだわりや
こちらも赤門から近くに位置するお店です。立地の良さからいつも賑わっています。お店のメニューはから揚げを中心としており、いくつかの定食を選ぶことが出来ます。ご飯のお替りも自由なため、お腹一杯食べることが出来ます。個人的にはから揚げにセットでついてきたしめ鯖の炙りが美味しかったです。ちなみにこのお店の隣に位置する「一番餃子」という中華料理のお店も人気です。

・雅
本郷三丁目駅を出てすぐのビルにある和食屋です。ここも美味しいランチを楽しむことが出来ます。私は複数のメニューから選んで頼むことが出来る定食や、チキンカレー、焼き魚などがお気に入りでした。雰囲気も落ち着いているので、友人とくつろぐにはうってつけの場所です。ちなみに夜は、学生にとっては少し高めの価格帯の和食居酒屋になります。就活関連で御馳走してもらったことがあるのですが、どれも本当に美味しかったです。最近リニューアルしたようなので、また行ってみようと思っています。

・(番外編) 知るカフェ
最近赤門付近に登場した学生限定のカフェです。メニューはドリンクのみですが、企業のスポンサー費で運営されているため、全て無料です。さらに無料wi-fi、コンセントの利用が可能となっていて、学生には嬉しい場所です。私も就活中によくお世話になりました。就活では東京駅付近などに行くことが多いのですが、このエリアにある有名チェーンのカフェはいつも満席になっていることが多いからです。そこで次の予定まである程度の空き時間があるときは、一度東京駅から本郷に戻ってきて、こちらのカフェでくつろいだり友人と談笑したりしていました。また簡単なミーティングの場所としても使えますし、重宝すると思います。


東大生スタッフが語る「私の本郷界隈ごはん処」 2015年9月9日
                               (東大4年 K・A)
改めて本郷キャンパス近辺のおすすめのお店についてご紹介していきます。いまから紹介していくお店、とにかく味はバツグンです。各学部へと進学した本郷キャンパス初心者のみなさん、ぜひ召し上がってみてください!!

・『こくわがた』(うどん)
東大本郷生ならだれしもが知る名店です。丸ノ内本郷三丁目駅の改札を右に出て、路地から大通りに出て左へ向かうと本郷キャンパスにたどり着きますが、今回紹介する『こくわがた』は本郷キャンパスと反対の右側に曲がったところにあります。食べログ点数「3.74」(!)からもわかるとおり、超人気店で東大生はもちろん周辺の会社員が集まり、お昼時となるとお店の前に長蛇の列が…。しかしそこは立ち食い、お店の回転も速くそこまで並ばずに入店できます。私のおすすめは「かけうどんひやひや+鶏天(2個)」。つけ添えのすだちを搾ってズズズっとどうぞ!召し上がる前にうどんの写真とともに「こくわなう」とつぶやけば、食べ終わった時には東大生からの羨望のふぁぼがいくつも通知されているでしょう。


・『バクバク』(肉系ランチ)
夜は九州居酒屋として営業しているこのお店では、お昼は11:30〜ランチ営業をしています。ボリュームたっぷりの「から揚げ定食」、しゃきしゃきキャベツたっぷりの「ホルモンキャベツ炒め定食」、サラダたっぷりヘルシーな「タルタル南蛮定食」。このお店はほんとうに肉系の定食が充実しています。価格帯は800円前後と、キャンパス内食堂と比べると少し高いですが、私は多い時で週に2,3回通ってしまいます。ぜひ何回も来店されて、いろいろなメニューを食べ比べてみてください!


・『FIRE HOUSE』(ハンバーガー)
本郷三丁目駅からキャンパスに向かう途中の春日交差点を、左へ(後楽園方面へ)少し歩くとあるのがこのお店。店内の内装やサイドメニューなどアメリカンな要素たっぷりです。このお店のポイントは多様なハンバーガーの種類とビールの種類!ハンバーガーは1000円以上と少し値は張るものの、疲労しきったテスト最終日のような「パ〜っとしたい!」日などにガブっと一口いかがでしょうか?

・『Curry de France』(フランスカレー)
いままでご紹介したお店は本郷三丁目駅最寄でしたが、こちらは南北線東大前駅に近い農学部キャンパスを出てすぐにあります。辛〜いインドカレーなどと違い、このフランスカレーはほろほろになった鶏肉や細かい野菜などが煮込まれた、マイルドな舌触りと味になっています。メニューは「フランスカレー」「桜肉カレー」「あいがけ」の3種類。おすすめはトッピングのソーセージで、ボリュームもありジューシーです!ぜひお試しください。そしてこのお店のもう一つのポイントは、なんといっても、お店を切り盛りされている女性店主がおキレイ!美人店主を目当てに通い詰める東大生もいるとかなんとか…。

東大生スタッフが語る「本郷周辺のオススメスポット 」 2015年9月9日
 (東大4年 S・K)
駒場と異なり、本郷キャンパスでは多くの場合校舎が学部・学科ごとに分かれています。このため、駒場のような校舎と校舎の間の慌ただしい移動はあまりなく、他学部の授業がない限り、基本的に一日を通して同じ校舎にいることが多くなります。特に理系の場合だと、自分の研究室や製図室に長い時間こもることになるため、大学の行き帰りや空き時間を有効活用してリフレッシュすることが大切になります。これまでご紹介したような、本郷キャンパス周辺に多数あるごはん処やカフェで昼食を楽しむ人が多いですが、本郷エリアにはそれ以外にも様々なリフレッシュスポットがあります。ここでは、その一部を紹介します。

キャンパスの中で気軽にできるのが、各学部の図書館を巡ってみることです。本郷キャンパスには、メインとなる総合図書館の他にも、それぞれの学部の専門図書館があります。各分野の蔵書が充実しているため、自分の専攻以外の図書館を訪れることで、普段見聞きしないような分野の本に触れ合うことができ、視野を広げることができるでしょう。また、勉強に使える閲覧室などのスペースも図書館ごとに雰囲気が大きく違うので、普段使っている図書館に飽きたら、他の図書館に足を運んでみてもよいかもしれません。

キャンパスの周辺にも、様々なスポットがあります。たとえば、本郷三丁目から徒歩5分ほどの距離にある後楽園・春日駅の文京シビックセンターには展望ラウンジがあります。ここは文京区の公共施設なのですが、その25階がラウンジになっています。スカイツリーから新宿の高層ビル群まで東京中が一望でき、天気がよければ富士山も眺めることができます。公共施設であるため無料で入場だけでなく、夜まで営業しており気軽に夜景を楽しむことができるということで、学生の間で人気です。

本郷キャンパスからシビックセンターとは逆方向に少し足を伸ばすと、上野公園があります。東大の学生証があれば上野公園の様々な国立博物館・美術館の常設展が無料であったり、特別展が割引料金で観覧できるので、講義が終わった後や講義と講義の空き時間を利用して、気軽に博物館・美術館めぐりをすることができます。また上野公園の周辺には、不忍池や東京藝術大学などのスポットもあり、観覧後に散策することができます。

東大生スタッフが語る「本郷キャンパスライフ」 2015年9月10日
(東大4年 Y・C)
経済学部での本郷での学生生活を大まかに振り返っていきたいと思います。特に就職活動との両立について詳しく説明していきます。
3年生の冬学期
4年生から就職活動が始まってしまうということでできるだけ3年生のうちに単位をそろえておくことをおススメします。その為3年生の冬学期は出来るだけ単位を取っておくとよいと思います。4年生の夏学期に就職活動をしながら取れる単位はせいぜい数単位です。
3年生の冬学期には総合商社やメガバンク等人気企業のインターンも数は少ないですが開催されますのでその業界に興味がある方は是非参加してみるべきです。2月などに開催されるインターンはそのまま選考に繋がっていることも少なくないのでチャンスと考え積極的に応募しましょう。しかし2月など春休みのインターンの応募は冬学期のテスト期間と重なる為春休みのインターンを考えている方は普段から勉強しておくことをおススメします。
10月くらいからは外資系の就職活動が始まります。外資系の志望者はここが本番であり日系志望の学生でも外資系の就職活動をすることで面接の練習になりますし、外資の内定を持っていると日系の就職活動に安心して臨むことが出来るので時間が許す限り外資系も出してみることをオススメします。
3年生春休み
テストの時期くらいから冬のインターンが始まります。だいたい1つか2つ行くのが周りを見ていて普通でした。
そして3月に入るといきなり就職活動が解禁になりその日から毎日スーツの日々が続きます。就職活動は本当に急にはじまり想像以上に忙しいです。まず企業の採用ホームページが3月1日の0時から公開されます。そこを狙ってみんながアクセスするのでだいたいのHPはパンクして復旧するのは夜中の3時くらいです。そこから個人情報を登録して説明会に申し込むわけですが人気企業の説明会などは3月1日の早朝に説明会が満員になるほどだったので1日はみなさん起きておきましょう。
4年生夏学期
そこから毎日自分の興味のある企業の説明会に行くわけですがだいたい一日に3個とか回るのは普通でした。4月くらいに入るとOB訪問も入れるようになってきて5月位になるといきたい企業も徐々にしぼれてきます。
6月くらいになるとメーカーなどのエントリーシートの提出が始まり忙しさが増します。いろいろな企業を見たい人は学校の授業との両立は不可能なように思えました。私はゼミ二つにいくのが精いっぱいでした。
8月からは日系企業の面接が解禁になります。一日の早い日程から志望度の高い企業を入れた方がお勧めです。企業は全員の選考が終わってから誰を通すかを決めるのではなく選考しながら気に入った学生はどんどん通していきます。大手総合商社などは最短3日で内定が出たと聞いています。大手金融は7月にリクルーターと通して面接を数回行い8月の1日2日などに内定を出すところが少なくないです。大手の企業はだいたい1週間以内に結果で揃ってきますので8月に入ってからの1週間は本当に勝負だと思います。だいたい面接の結果は即日で落ちた通ったと友達と連絡したりネットの掲示板を見たりする中で必ず一喜一憂します。ですから7月に金融のリクルーター面接やメーカーなど選考が早い企業の選考を進め8月1日に内定を獲得しさらに他に志望業界がある場合は落ち着いて選考を進めていくことをおススメします。
4年生夏休み
学生最後の夏休みですが就職活動のせいで最初の1〜2週間はつぶれます。ただ就職活動が終わった後は本当に自由に使える時間が多いので学生時代にやり残したことをやるべきです。
4年生冬学期
単位をとり逃した人は取ります。あと卒論を書かなければいけない人はちょっと忙しいと思います。ですがこの時期単位が足りなくて焦っている学生は少数派なので多くの学生は学校外の活動に力を入れることになります。
このように本郷では3年生の冬学期は学校に通う機会が多いものの4年生は就職活動との関係もあって学校に行く機会はとても少なくなります。
就職活動では企業間の移動にお金がかかるので東京や御茶ノ水等就職活動関係のイベントが開催されやすい場所にアクセスしやすい場所に住んでいた方がお勧めです。

東大生スタッフが語る「駒場以上に情報がカギに」 2015年9月10日
 (東大3年 T.M)
進学振り分けはよく高度な情報戦であると比喩されることがありますが、私は本郷での生活の方が駒場キャンパスでの生活以上に主体的に情報を集める姿勢が求められると考えています。
その理由と具体的に情報をどんな手段で集めればいいのかを以下で述べていきたいと思います。
 
東大生からしたら、大学3年からいよいよ自分が最も学びたい分野の勉強がスタートする時期になります。文系の学部の中にはゼミが存在し、その選考の多くは3年の4月に行われます。人気のゼミに行くためには厳しい選考を勝ち抜くことが必要とされる場合がありますが、勝ち抜くためにはゼミ選考の内容を知ることが重要なカギを握ります。1,2年の頃は同じクラスの友人からほとんどの情報が回ってきたかもしれませんが、学部や学科が散り散りになってしまった以上今までのようには情報が入ってきません。そこでゼミのホームページを見たりするなどして主体的に情報を集めることが必要になります。
また一般的な大学では東京大学とは異なり、大学一年の頃から専門が分化しており、1,2年で単位をたくさん取得した人は一気に就活への準備をスタートさせます。
 5月下旬頃から多くの企業がサマーインターンシップの募集を始め、意識していないと興味のある企業の募集が終わっていたなんてことも多々あります。
 インターン以外にもセミナーという形で就活生向けのイベントが3年生向けに多く催されることになります。興味のある企業が参加するセミナーもあるはずなので、絶えずチェックする必要があるでしょう。
 このように取得しなければならない単位がたくさんあり、勉強に取り組まなければいけない一方でインターンシップや就活に向けた準備を始めていく必要があります。情報を持っていないとあらゆる場面で不利になることもあるので、本郷キャンパスでの生活は情報戦が継続すると言えます。

そこでどのように情報を収集するかが重要になります。
まず、ゼミや授業に関する情報は1つ学年が上の先輩から聞き出すのが最も効率がよいと思います。ゼミがある学部や学科ではゼミの説明会が有ったりするので、その機会を利用して先輩とつながりを作っておくとよいでしょう。ゼミが新歓用のアカウントを作っている場合、ゼミに関係のない質問でも答えてくれることが多々あるので、テストなどの情報も聞き出せることもあります。
インターンシップや就活に関する情報は集めなければいけない情報が膨大かつ、人によって興味のある情報が違うので就活用のサイトに登録し、自分が欲しい情報のみ手元に届くように設定するとよいでしょう。

これ以外にも情報があると有利な場面は多々あります。大学3年にもなればコミュニティーが固定されてしまっている人も多いかもしれませんが、情報チャネルを確保するためには友人が多いに越したことはありません。勇気を出して新たな友人を作っていくことで慌ただしい本郷での生活を楽しくかつ将来へとつながるものにしていけるのではないかと私は考えます。

東大生スタッフが語る「本郷周辺の家系ラーメン事情」 2015年9月12日
(東大S.S)
本郷は家系ラーメン激戦区と言えるでしょう。2015年9月現在、本郷三丁目駅・本郷キャンパスの周辺には、(私が知る限り)4軒もの家系ラーメンの店舗がひしめいています。家系ラーメンとは、豚骨醤油ベースで太いストレート麺を基本とするラーメンで、卓上調味料が豊富で自分の好みの味付けができる点や、注文時に味の濃さ・油の多さ・麺の固さの好みを伝えることができる点も特徴です。今回は、家系ラーメンの発祥地、横浜出身の私が、本郷の家系ラーメン店を三つ、紹介したいと思います。

「家家家」
赤門から本郷三丁目駅に向かって徒歩1分、キャンパスとは道路を挟んで向かい側にあるのがこのお店。比較的新しい他の家系ラーメン店と違い、以前から東大生に親しまれています。家系の総本山、吉村家のように、家系の中では醤油味の強く、あっさりとして飲みやすいスープになっています(私は濃い味が好きなので「濃いめ」で頼みます)。また、常時ライスがおかわり無料というのも魅力の一つで、食欲旺盛な東大生の胃袋もしっかりと満たしてくれるでしょう。

「松田家」
赤門から本郷三丁目駅に向かって徒歩2分、キャンパスと同じ側にあるお店です。最近できた家系ラーメン店ですが、お客さんもなかなかに入っているようです。店員さんは全員透明のマスクをしており、衛生面に気を使っているのがうかがえます。家家家に比べクリーミーさがあるスープで、味が濃すぎるということもないため、家系ラーメンをあまり食べたことのない人にとってもおすすめできます。醤油味もおいしいですが、個人的にはこのお店の塩ラーメンもおすすめしたいです。

「HERO’Z」
本郷の交差点から後楽園方面に徒歩1分、ここも比較的新しいお店です。家系には珍しく、もやしが入っていることが特徴です。もやしが食べたい時にはここに行きます。スープはオーソドックスな家系ラーメンで、食べやすいです。海苔やごはんと一緒に食べるとさらにおいしいです。

担担麺が有名で王様のブランチに取り上げられた「瀬佐味亭」など、本郷には家系の他にもラーメン店はたくさんあります。ぜひおいしいお店を探してみてください!

東大生スタッフが語る「大学4年間を振り返って。部活編」 2016年2月16日
                                          東京大学4年生 SB

受験生の中には、合格したときのために親御さんも上京し、本人がテストと戦っている中、親御さんが部屋探しに奔走するというケースもよくあります。当相談コーナー並びにアパコレ東京事務所では、駒場と本郷どちらにも通いやすい物件をご紹介中ですので、是非ご来店ください。(ただし、東大入試当日の2月25・26日は東大生協本郷相談コーナーは閉店しておりますので、本郷三丁目駅から徒歩2分のアパコレ東京事務所へお越しください。)皆様のご来店お待ちしております。

「今年も優秀な短期スタッフが卒業しました」 2016年3月30日

今シーズンも大学生スタッフに、お手伝い頂きました。各スタッフからコメントが届きましたので、一部を抜粋して掲載します。
振り返りと来期に向けてのメモ(抜粋)

【来期に向けての改善案】
【良かった点=中村さんの面倒見の細やかさ】
・諸事の確認
 例)「阿部やったか」「阿部気をつけて行って来いよ」といった声掛け。
 例)朝礼でのお叱り
 ⇒反復により、業務推進方法の定着・仕事の精度が上がる
  特に以下のようなものは、マニュアルにしたからといって定着するようなものではないので、何度でも指導して頂きたいと思います。社会人として当たり前なことこそ何度でも口を酸っぱくしないと定着しないのだと身をもって反省しています。
 ★お客さんの質問は目の前で全部書くこと、分からないものについて曖昧にこたえないこと
 ★お客様と事務所に戻るようにすること。お客様の質問事項は事務所で責任者に報告し確認後、正確に答えること
 ★挨拶はしっかり、聞き取れるように、電話対応はきちんと電話連絡帳に記載、メモ帳は使用しない。あと礼儀が大事。
 ★「物件名」と「連絡先」は絶対聞くこと(電話の時)
 ★アパコレ東京の経緯(本郷住まい相談コーナー常駐の経緯とか)
 ★マニュアル通りにやらないと成果につながらない、きちんと手順を踏まないと
 ★メールはきちんと自分の名前を名乗ること。お客様ときちんと会話になるように

・アットホームな雰囲気
「ぬるま湯」と誤解されては意味がないが、若輩の学生スタッフが中村さんや高山さんのような目上の方と気楽にお話させていただける雰囲気は、この会社にとって非常に「成果につながっている」強みだと思う。

【改善が見込める点=業務のパッケージ化、ノウハウのマニュアル化、情報の即時入手可能性を高めることで、学生スタッフの業務の精度とスピードを向上させる】
・電話対応 →シチュエーションに応じたマニュアル作成。
  そもそも誰からどんな用事でかかっているのか分からない若手スタッフが多い。
(例)
リブロ・生協の入力画面をキャプチャにして、そこに注意事項を記入してマニュアル化
 (桑形さんにプレゼントしたものがあります)
・パスワードの一覧表、他業者配布図面、大家様ファイルなどスタッフでも知る必要のある情報が記載されたファイルの置き場所を決めて固定する
 →そのつど中村さんや高山さんに確認しなくても済むように
・メイン物件(自社物件にかぎらずよくいく物件20,30ほど)の相談コーナーにも地図・物件情報をファイル化して、すぐに内見にいけるようにする。
・直近に案内可能な物件の入居時期・内見可能時期の一覧をスタッフのみが確認できる位置に(ドロップボックス内のExcelシートで加筆修正が可能なように)
 →一日に何度も他業者に確認しなくても済むように
・他業者電話番号の一覧を作製、Dropboxに入れて誰もが確認できる

・お客様ファイルの整理のためのファイルボックスの設置
 →「本日来店」「明日以降来店予定」「未対応」「対応中」「成約(申込み・契約含む)」「他決」の5つのボックスを作り、いずれのお客様ファイルもそのどれかに入るか、そうでなければキングファイルに入っているようにする。
⇒対応漏れ、返信遅れ、を防ぐ。また学生スタッフの仕事の成果を視覚的に把握できるようにすることが期待できる。

現在、顧客応対履歴、お客様来店日等は中村さん作成の「営業管理システム」にすべて入力されているが、全員がアクセスできない、入力が1日遅れになり迅速な対応が出来ない等の難点がある。

また、全員が利用できるボックス分けも「本日来店」「本日送付」などお客様との接点方法・時期の観点では漏れのあるボックス分け体制だと思われる。それを
例えば「昨日ご案内して検討したまま帰られ、追客の必要がある」お客様であれば「要対応」に入れる。その中でも一件別の物件を紹介したなどしたらその旨をお客様カードに
記載し「対応中」のボックスに入れる。つまりご案内したかメール送信したか電話したかにかかわらず何かしらの対応が必要なら「未対応」に入れるようにする。
その中から「●月●日来店予定」などあったらその都度「本日来店」「明日来店」のボックスに入れて準備をすぐできるようにする。その上で、本日来店のファイルは業務時間後には「未対応」のボックス(追客の必要があることを示す)、「対応中」のボックス(気に入った物件があり親御さんと相談するなど)、「成約」のいずれかに移動することになり空になる仕組みである。そして「明日以降来店予定」のボックスの中から明日来店予定のお客様カードを「本日来店」のボックスに入れる。
 この方法では「未対応」と「対応中」に分けるのにも意義がある。もし「未対応」に沢山お客様カードがあればそれは物件を新たに探したり返信していなかったりしていることを示し、スタッフの業務の遅さ・もしくは人手不足などを視覚的に把握できる。また「対応中」に沢山お客様カードがあればそれは何かお客様にアクションをしても反応が無いことを示し、スタッフの業務の成果が出ていないことを視覚的に把握できるのである。
 リブロ入力物件チラシ・未入力物件チラシをきちんと入れる引出し
 リブロ未入力・未公開物件を記載するホワイトボード作成
 追客・返信が急務なお客様をリストアップ
 ⇒誰がやっても同じようなルーティン系の作業は進捗をホワイトボード上に可視化して、手の空いたスタッフが自動的に取り掛かるようにする。

(注意!!)
以上のようなマニュアルの類は、いつもやっている作業の無駄やムラを解消する効果が期待できる。(たとえば地図作製はピーク時にコピー機に並ぶ光景は正直見苦しいと思ったことがある)
ただし、それに頼るだけでは文字通りのマニュアル人間になり業務の改善や自己成長に対する意欲を削ぎかねない。なので、それらマニュアル類の作成・アップデート&改良を積極的に学生スタッフにやらせると効果的ではないか。実際、日によっては手の空くスタッフもいるし、たいてい入ったばかりの若手スタッフこそこなせる仕事がなく手が空くものである。彼らにそのようなマニュアル作成などをさせれば、知識の吸収にもつながり効果的である。

【改善が見込める点②=目標設定と実行、そして評価の習慣づけ】
・毎日の朝礼で各スタッフの仕事振り分けの際に、

【改善が見込める点③=日々の業務を支えるシステムの整備】
・パソコンの数(1スタッフ1台制)
・PCの通信速度(無線Lanが弱い)
・PCメールの送信ボックスの同期化
 →追客の際に誰に返信したかしていないのかの確認が出来ないのは不便。どのPCで返信して他のPCで確認できるようにしたい

・スタッフの採用計画
 毎年東大はじめ各大学の学事歴・また就職活動のスケジュールの変化などあるが、基本的にピークの年明けに向けて最低でも半年〜1年の経験をもつ学生スタッフが数名はいるようにするのが望ましい。
→阿部の経験から、小山さん・北田さんのような先輩に業務を丁寧に教わったおかげで、ようやく年明けに形だけでも接客ができるようになった。それを考えると12月とかに採用したスタッフがいきなり応対などを一人でするのは難しいと考える。どのスタッフにも等しく業務を通じた指導を受けさせてもらえるのはいいことだが、それを教える人がやや少ない。
・事務所の片付け
  A4コピー用紙、ティッシュ、などの保管場所の固定・共有
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業務を分類して課題と解決策を提示する
(上記とかぶる内容が多いです)
1. 営業(to お客様)
【作業別に分けたうえでの課題と解決策の提示】
① 入力(HPを通しての営業)
・入力物件の選別、業者への確認
 「決まるような物件」を見極めるのには正直時間がかかる。なので、中村さん・高山さん・小山さん・ベテランスタッフが主に探し、入力作業そのものはやらない方が、全体的に成果に結びつくと考える。
一方で若手スタッフが入力や写真撮影などに集中する時期を設けてあげ、物件に親しむように仕向ける効果も期待できる。
・入力作業
  PR文の作成、写真の加工はマニュアルを作成
・チラシの作成
 作成日時と名前をチラシに記載するようにする
・100選の作成→携わっていないのでコメントできません。強いていうならチェック体制を十分にするために工期に余裕をもつことを意識したらいいのかと思います)
接客(対面営業)
内見対応
 

2. 電話対応(to 他業者)
現在の空き物件のリストを作製
確認事項に対する想定問題集の作成
→高山さんへの確認の手間を減らす
3. 電話対応(to 大家様)
  
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(スタッフの能力向上に向けて)
・全業務を経験させるor分業&専門化、のどちらが望ましいか?
性格・能力において多様な学生スタッフの採用を目指すのも一考だと思う。営業に向いているもの、事務作業に向いているものなど。今年度は事務作業に長けた辛抱強いスタッフが少なかったように思われる。
・英語のスピーキングができるスタッフの採用
 年々留学生、それもアジア圏内が増えてくる。英会話ができるスタッフを常時2名は雇えると望ましい。(時給で優遇する必要は特にないと思われる。東大・早稲田・慶応ならかなりいる・・・はずだと思います。)
・そもそも不動産用語の確認。お客様から質問されることが多く、スタッフもきちんと理解する必要がある
(例) 
内見→申込み→契約の流れと一般的な期間、各手続きでお客様に御用意頂くもの
 自社物件・他社物件の違い。専任、媒介、仲介、どう違うのか
 鉄骨、鉄筋、SRCはどう違うのか
 生協の保険が使えるとことそうでないとこ
 学生契約可能or不可能、保証会社とは
 なぜアパコレが本郷キャンパスに唯一常駐しているのか、その経緯は
 東大住まい情報と東大生協HPの違い
 業者間で互いに紹介しあう物件が大半であること。
 スタッフが礼儀と信頼を失ってはいけないことを肝に銘じないといけない。

来年度の体制について 田中
今年度の課題
・メールの返信、資料送付など追客業務が疎かになった。—①
・物件入力で他社に対して物件数でも遅れをとった。—②
・経験とは接客経験だけではなく、物件に対する基礎的な知識や一度見たことのある物件が少ないことを含む。—③

① 原因と解決案
原因として挙げられるのは、案内、物件入力で日中は資料送付まで手が回らないのが現状である。そのため、夕方以降にやらざるを得なくなり中途半端になり他社に遅れをとるほか、お客様もレスポンスの遅さに他決してしまうことになる。
これらを解決するために資料送付専門のスタッフを決めるのが良いと考える。追客業務のマニュアルをだれがやってもできるように作成することが前提であり必須条件となる。
追客専門のバイトが毎日いれば、お客様に対して早くレスポンスできるため
お客様の来店増加につながると考える。

② 原因と対策について
原因として挙げられるのは、リブロや東大生協に物件を入力する際のマニュアルが簡潔すぎる。私の経験上、最初に教えてくれた人も曖昧な部分があり、いまひとつ理解することができなかった。また、いろんな方が日常業務をこなしながら1部分ずつしか教えられないため混乱したり忘れてしまうことがあった。これらの解決案として、SEO対策も含めた物件入力に関するマニュアルを作成することを提案する。そして、マニュアルを見てわからないことがあった際に分かる人を特定し質問するという形をとったらよいと考える。

③ 原因と解決案について
 コミュニケーション能力が人並であることは前提であるが、物件を多く見る必要がある、つまり、案内を多く行い一度行った物件の情報を記憶することが重要だろう。
また、現在も連絡帳に内見した物件情報を記載しているが、それをスタッフ全員が共有して知識を蓄積することも必要だろう。

特に最初のころは分からないことが多く辛いこともあるが最低でも週3〜4日は出勤するべきだろう。働けば働くほど知識は付き、受付、接客にも役立ってくる。以上のことからバイトを採用する際にどれだけ出勤できるかを第一条件として面接を行うのが良いかもしれない。また、今年は就活が早い人は6月には終了するためその時期に1人でも2人でも良いので募集をして繁忙期を迎えるまでに採用したバイトに経験を積ませて繁忙期に入ってくるバイトを指導させるのも1つの案としては良いかもしれない。

追伸
4ヶ月弱という短い期間の中で個人的には非常に良い経験ができたと思っています。朝の満員電車に揺られて朝9時30分から午後5時半まで、スーツを着て週に何日か働くという疑似サラリーマンを体験できたことは4月から社会に出る私にとって良い練習の場になっていたと思います。また、初対面のお客様に物件を案内そして成約までこぎつけるという一連の流れは必ず私が4月から働く職場で役立つと信じています。バイトを始めたばかりの頃、ほとんど怒られて悔しかったですが、今では社会人になる前で良かったと思える事ばかりで、中村さんには感謝しております。ありがとうございました。

改善点と反省             勝田大智

 短い時間ではありましたが、電話の掛け方から接客の仕方までいわゆる「社会常識」を学ぶよい機会となりました。殆ど戦力にならなかった私ですが、ここに改善すべき点と自らの反省点を述べたいと思います。

改善点
・予約なしでご来店されたお客様に対する対応
⇒ファイルの中に物件が多数あり無駄が多い。探すのにも、整理するにも人員を要する。
⇒「アパコレ東京」専用の物件データベースを作成し、検索しやすいようにしたらどうか。また、問い合わせの結果「申込み済み」であった場合、その場でデータベースに登録するようにしたらどうだろうか。他社に何度も空きを確認することが無いように、情報のアップデートを常に行っていくべき様に思える。
⇒たとえば、わざわざ特別なことをしなくてもExcelのフィルター機能を使って管理することもできると思う。

・先輩のノートの活用
仕事を始める段階でマニュアルを一読したが、全く仕事のイメージがわかなかった。「マニュアル」そのものが悪いと言っているのではなく、仕事始めの頃はそういうものであると思う。そこでマニュアルを補完する意味合いで、先輩方が作成したノートを読ませたらよいのではないか。マニュアルを一読しただけではは分からない仕事のノウハウを、学んでもらうことが出来るのではないか。

・よく連絡する不動産会社のリストを作り、物件の空きを確認する際の手間をスムーズにした方が良いのではないか。

・人数が多く、暇な時の仕事を各自何か見つけておくべきではないか。
⇒私も何をすればよいか困っていたので


反省点
・大きくわけて反省点は2つある。物件案内をもっと積極的にやっておけばよかった、という点と、シフトに入って経験を積むべきであった、という点である。内見と受付業務とのお客様対応に大きなギャップがあった、ように感じる。それだけ窓口でお客様に物件を説明するのは、豊富な物件知識が必要に感じたため、なかなか自信が持てなかった。また、2月になかなかバイトに入ることが出来なかったため、契約が済んだ物件、そうでない物件の把握が遅れてしまったため、応対がスムーズにいかなかったケースもあった。

アパコレ東京 業務改善提案   不肖桑形ver

チラシ
・低価格帯物件コーナーを作成し、賃料重視のお客様にご紹介するべき。賃料以外の条件については基本的に寛容なお客様が多い(という私感)ので、紹介の際に不利な点は伝えつつフォローしていくのが良い。
・東大徒歩圏コーナーも同じく。
・チラシのレイアウトについて、もっとスタイリッシュなものにできないだろうか。現在作成済みのチラシの総数を考えると実現はかなり難しいだろうが、「強調すべきところに赤・黄を使う」という従来のものではややワンパターンになっているきらいがあり、お客さまにお出しする時点では白黒印刷してしまうので見にくいだろう。個人的には財託のチラシのように、表や字の太さ、白抜き文字等を使って白黒印刷でも見やすくかっこいいものにできればいいと思う。

マニュアル
・新人がこのマニュアルを読んだ時に、「理解すべきto doリスト」と「スタッフとして持つべき心構え」が混在しており読みづらい。必ず分けるべき。また、項目によっては冗長であったり重複していたりしているところもある。重複させているのは重要部分だからであろうが、太字や赤字などを使って見やすいものにしなくてはならない。

物件紹介時
・新規来店のお客さまに対し、進んで紹介するべき物件(中村さんがオススメの物として紹介するような物件・自社物件等)についてはスタッフ全員で共有すべき・リストを作っておくべきである。
・内見時の感想などを参考に、人気のありそうな物件があれば、必ずチラシを別のところに分けておいて強調した方が良い。ある程度経験のあるスタッフに「個人スタッフお勧めコーナー」を作らせるのもアリではないかと思う。スタッフの士気も上がるだろう。
・中国語に対応できるスタッフが欲しい。留学生の多数を占める中国人とは、英語では互いの意思疎通に難がある。
・留学生不可物件は物件チラシに書き込んでおくべき。
・紹介時は、矢継ぎ早に物件チラシを印刷して紹介するのではなく、4つ5つに絞って渡し、その時点で感想を求めるとよいだろう。その際は、物件一つ一つにつき、お客様が感想を持てるぐらいには十分な説明が必要になる。
・予め現在住んでいる部屋に関する情報(賃料・良い点・悪い点)を失礼のない範囲でお客さまに尋ねておくのが良い。受付シートには書かれなかった潜在的なニーズが分かるだろう。

サイト
・めやす賃料を記載できるものに関してはサイトに記載した方が良い。めやす賃料を気にされるお客さまもいらっしゃいましたので。また、物件の最寄り駅からの定期代等も併せて表示しておくと尚良い。

システム
・中村さんもおっしゃっていたが、過去の成約経験をデータとして集計することで、東大生の求める住まいを具体化・条件や共通点をあぶりだし、それらを満たす物件を「東大生に人気の物件コーナー」で紹介していくのが良い。ただ単に「多くの東大生が入居している」というのでは強調ポイントとしては弱いだろう。
・入力ミスを防ぐためには、入力一件が終われば必ずチェックするようにして、ミスがあった場合には後から簡単に手直しできるようなシステムにすればよいだろう。現行のシステムでは、特にお客様への紹介内容を入力する部分において後からの手直しが難しい。

その他
・事務所や相談コーナー内が雑然としており、実際よりも狭く感じられる。チラシの整理を必ず行い、必要があれば収納スペースの拡充も考えるべきである。また、接客中に手の余ったスタッフがただ立っているだけという状況をお客さまにお見せするのは心象に悪影響を与える。せめてでもスタッフ全員が座っていられるだけのスペースと椅子は用意した方が良いように感じられた。
・短期のスタッフにおいては難しいだろうが、やはり学習期間が欲しい。内見・接客等最初は2人(新人+経験者)で行うのが望ましい。
出来るなら…

・自社物件だけでもいいので、地図アプリに物件の位置と物件名・簡単な物件紹介を入力し、お客さまに専用の端末を操作してもらって、(たとえば「本郷三丁目の交差点から半径1km以内」や「賃料6万円以下」を指定してもらう)当てはまる物件が視覚的に即座に分かるような仕組みがあればおもしろいと思う(SUUMOやHOME’sが既にやっていましたが)。お客さまにも我々スタッフにも分かりやすいので。

・スマートフォン付属カメラのパノラマモードを使って部屋の中心から360度を撮影した画像をお客さまにお見せできれば、部屋の雰囲気等が良く伝わると思う。

・問合せの良くある人気物件なら、スタッフが内見に行った際のお客さまの質問等をFAQとしてサイト上に掲載してみてはどうか。(前入居者の情報等については対象外、あくまで先方の許可が取れればの話だが)

・遠隔地にお住まいのお客さんの為に、「通学時間」による物件の分類をサイト上に加えてもいいのではないか。現状の「エリアから検索」では、たとえエリア図を使っても実際の距離・通学時間を体得するのは不可能であるように思われる。


改善した方が良いと思われる点 須藤 駿介

②接客について
③人材について
④その他

②接客について
・接客や追客にかかる時間を短縮したい
 ・物件図面の整理の細分化
 (例)留学生OKの物件は空きが確認できたらコピーして専用の棚に入れる
値段、地域別にまとめる
1週間前以後に空き確認ができている物件をまとめた棚

・(案)今、棚に入っている物件をまとめた電子ファイル(エクセルシートなど)を作成して管理。条件、空き状況ですぐに物件を探せる。更新は面倒ですが

・物件図面の取り扱いのルールがあいまい
 取り出したらもとに戻すことの徹底(顧客ファイルにはコピーして入れる)
 レインズから出した図面は入れない?

③人材について
 最低二人、バイトを指導し引っ張っていけるリーダーを育成する
 夏ごろの早い時期から数人採用し、中村さん髙山さん小山さんで積極指導すべき

・バイト同士の教えあいをもっと活発化(中村さん髙山さんだけの指導には限界がある)
 中村さんが教えあうよう促す。

・マニュアルは一回読んだだけでは全く覚えられない
 仕事の中で覚えるしかないため、バイト同士、中村さんが何度でも指導してほしい
 最初からすべてできる人は少ない

・週3〜4日の出勤をしないと経験が蓄積されない

・英語を話せるバイトがもう3、4名ほしい
 →バイトの募集広告に、英語が使えることを掲載すべき(英語が使える職場を良く思う東大生は一定数いる)


・わからないものはわからない
・マニュアルは一回読んだだけでは全く覚えられない
 仕事の中で覚えるしかないため、スタッフ同士、中村さんが何度でも指導してほしい
 最初からすべてできる人は少ない

④その他
・PCを増やしてほしい

・dropboxの整理。









 



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