学生スタッフ Y・I
大学生活の華といえばサークルですよね。新入生の皆さんも、どんなものだろうかと不安と期待を抱いているのではないでしょうか。そんなわけで、今回は、東大生スタッフより、「サークル選び」について書いてみようと思います!
①大学に入ったらそもそもどのような組織に所属することになるのか
今回私はサークル選びについて書いていますが、そもそもサークルに入ることは、組織に属するということです。(組織のことを「コミュニティ」と称する場合もあります。)
東大における主な「組織」を紹介すると、
・語学のクラス
---東大に入って最初に入る組織です。第二外国語を1年間一緒に受講します。4月頭のオリ合宿から始まり、結構多くの時間を共にします。最初は皆のメインのコミュニティですが、6〜7月くらいからサークルや部活に皆の気持ちが移っていくのが一般的な傾向です。仲の良いクラスはそれ以降も結構遊んだりします。
・部活
---有名どころでは野球部などがありますね。大学における部活は高校までの部活と少しイメージが違い、より拘束が多いです。週4以上のところが多いのではないでしょうか。また、部活というとほとんどが運動系のものとなります。東大における運動系の部活は「運動会」と呼ばれています。
・学生団体
---あまり馴染みのない人もいるかもしれませんが、近年活動が活発になってきています!サークルとの違いは明確ではありませんが、一般的なイメージとしては
イベントを開く、社会的な意義を追及する、他の学生の学生生活を充実させる活動をする」といったものがあります。
・サークル
---文化系から運動系まで様々なジャンルにわたっています。東大だと2年生が執行となり、2年生で引退する所が多いです。駒場の間はメインコミュニティになる傾向があります。
等があります。
②サークルはどのようにして選ぶのか
ここでは、①で説明した部活、学生団体、サークルを選ぶプロセスについて説明します。
基本的には4月から新歓が始まっていきますが、一部のサークル(テニスサークル等)は3月の合格発表後から新歓を始めているケースもあります。
〜3月終わり テント列〜
入学手続きを進めた後、各サークルが一斉にビラを配布していくイベントです。気になったサークルについては、そのサークルのテントの下で名前やアドレスを記入していきます。
全部のサークルの勧誘に乗り、テントで記入もしていると恐ろしいほど時間がかかりますが、多くのサークルの新歓メーリングリスト等に入ることができます。一方で全く勧誘を無視して突き進めば、15分ほどで終了することもあります。
〜4月・5月 新歓イベント〜
この時期、多くのサークルが新入生向けに「活動の体験会」や「食事会」を開きます。興味があるサークルのイベントには行った方がいいですし、仮に興味がなかったとしても同じ新入生の友達を作りに行くのもアリです。
一人暮らしの人は食事会を回っていくと安くご飯が食べられる、という金銭的メリットもあります。
こうしたイベントを経た後、6月にはサークルに入ることになる、というのが一般的なプロセスになります。
以上が大まかな説明になります!一般的なケースを紹介したので、勿論こうしたことが当てはまらない団体も多くあります。興味ある所については色々と説明を聞いてみるのをオススメします。
また、必ずしも大学での組織に所属しなければいけない、というわけではありません。あくまで組織とは学生生活を充実させるための一助に過ぎません。
みなさんがよい大学生活を送ってくださることを願っております!