みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
3月も下旬に差しかかり、近頃はいよいよ暖かくなってきましたね。本日、東京大学の卒業式が有明コロシアムにて行われ、約3000人の卒業生が出席したそうです。
筆者は来春からやっと新三年生になるのでまだまだ先の話ですが、卒業式には、入学式とはまた違った哀愁や思い出がありますよね。
法文2号館地下1階の住まい相談コーナーでは連日お部屋探しのお手伝いをしていますが、今日は地上に上がると、卒業生やそのご家族で銀杏通りが賑わっていました。銀杏通りだけでなく、赤門や安田講堂など、本郷キャンパスの名所で大勢の方が記念写真を撮っていました。
春風が爽やかで、日差しが少し暑く感じられるほどの陽気の中、男子の卒業生は黒のスーツやアカデミックガウンを纏い、女子はきらびやかな袴姿でキャンパス色鮮やかに着飾っています。
名残惜しさや達成感、不安や期待を抱えながら、その表情はしかし今日の天候と同じく晴れ晴れとしていました。
つい先ほども銀杏通りに出て様子をうかがってきたのですが、どうやら中央食堂で法学部の卒業祝賀会が催されるらしく、それまでの時間をつぶす卒業生やご家族の方で安田講堂前の広場はごった返していました。もらったばかりの学位記を掲げて記念撮影をしている人、知人と和やかに語り合いながら歩いている人、何をするでもなくベンチや石縁に腰掛けている人。
ふと見ると、安田講堂右手の枝垂桜が見事に咲き誇っていました。
私も、彼らのような堂々とした姿で卒業したいものです。
平成26年3月末